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ゴトゥーザ様って絵がうまかったのか

Welcome to this crazy Time

声優のゴトゥーザ様が、オフィシャルブログでパソコンとお絵描き用のペンタブレットを買ったと書いてたんだが。ゴトゥーザ様って絵がかけるのか。ブログによると、数年のブランクがあって昔ほど描けなくなったということだが、これでも本調子じゃないのか。

暑中見舞い申し上げます。|後藤邑子のTSUBUYAKI

本調子だった頃は、どんな絵を描いてたのか調べてみたら。アニメのエンドカードを描くぐらいの腕だったとは。

俺つばエンドカーーード!|後藤邑子のTSUBUYAKI

やはり、絵というのはしばらく描いてないと衰えていくのか。けど、ある程度以上のレベルだと、画力が戻るのも早いみたいだな。

あのファイルを削除しないと安心して死ねない

黒歴史

以前の記事で、Macintosh互換機で絵を描こうとした話を書いたけど。なんとなく、その時使っていた端末を、久しぶりに起動してみたんだが。中に入ってるファイルとかを確認してたら、当時練習で描いてた絵があった。処理速度が遅いので、とりあえず1枚だけ見てみたが。
……あの頃は若かったな。

そんな訳で、過去の黒歴史を始末したいのだが。かといって、見ないで削除するのも忍びない。なんとかPCの方にファイルを移したいが、さてどうしたものか。MacOS8でUSBポートもないんだよね。CD-Rもないし。フロッピーディスクドライブは付いてるんだけど。

一応、PCの方にもFDDは搭載しといたが。まさか、今の時代にこれを活用する日が来るのか。流石にそれはないよな。ほんと、どうしよう。

練習方法について

今回はこのブログの練習方法について説明する。テキストにしてるのは、「初めての人物画教室」。この本は、フェイマス・アーチスト・スクールの教育メソッドに基づいて執筆された絵画技法入門書で、著者のW・リード氏も同校で教えている。ただ、古い本で、Amazonには新品の在庫がない。Kindle版は買えるようだが、おそらく洋書だろう。それなので、あえてこの本を勧めるつもりはないが。

この手の技法書だと、ルーミスの「やさしい人物画」が定番らしい。ググれば原書(英語)の著作権切れた書籍のPDFが見つかるので、とりあえずそれを読んでから判断すればいいかと。前にPDFの図版をざっと見てみたが、結構難しそうだと思ったので、もしかしたらとっつきにくいかも。

最終目的が二次絵なら、それ用に書かれた入門書にした方がいいかもね。一般的な人物画の描き方本は、当たり前だが実際の人間を描くために書かれているので。リアル調の画風を目指してるなら問題ないけど。そうでないなら、デフォルトの等身が高めだったり、顔の書き方とかを二次元に変換する応用力が余分に必要になるので。

初めての人物画教室

ここで、「初めての人物画教室」についてちょっと紹介してみる。本書は下記4章で構成されてる。

  • 第1章 基本フォルムの人物画
  • 第2章 解剖学と人物画
  • 第3章 頭部と手
  • 第4章 動きのある人物

第1章では、人物を三次元で捉える事。人体の各部分を正しいプロポーションで描く事について書いてある。おそらくどの人物画入門書でも、やり方に違いはあっても内容的には同じような事が書いてると思うけど。

この本では、人物を三次元で捉えるために、体のパーツを簡単な立方体に描く方法をとっている。具体的には、胴体と腕と足は二つのコップ。手足は板とかの組み合わせ。頭はシンプルに卵。そうやって単純化したコップとかの立方体の中に、人体の各フォルムを描いていく。文章で説明するより、本書の18~19ページを見てもらえば一発で分かると思う。

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続いて、正しいプロポーションについて。人体には平均的なプロポーションがあって、極端にどこかが大きかったり小さかったりすることはない。まずは基本となるプロポーション(8等身)を描けるようにすれば、等身が違う人物を描くにも応用できる。

その為には、頭の大きさを基本にして、他の体の大きさを決める方法をとっている。例えば、成人男性の胴は、高さ・幅とも頭2個分。肩幅だと頭3個分。そうやって、体の一部分が不自然な大きさにならないようにする。

そんな訳でこの章では、顔とか筋肉といった細部の描写は無視してる。まずは、人体を立体的なフォルムで捉え、正しいプロポーションで描くという基本について学ぶようになってる。

練習方法

実際の練習方法は「初めての人物画教室」の技法を参考にして、お手本となる絵の模写をしている。現時点では、どんなポーズをとってるかを三次元的に分析して、再現するようにしてるつもり。それなので、お手本に似ているかは、ある程度捨てている。

その割には、今までの練習絵ではこの本の成果が出てないように見えるが。これにはちゃんとした理由がある。7ページにの「はじめに」に書いてある本文を引用する。

 第1章でとりあげることがらはたいへん重要で、読むだけでは不十分です。実際に徹底的に覚えこむことが欠かせません。そうするためのもっとも効果的な方法はごく単純で、何十ものデッサンを描いてみることです。練習デッサンのほとんどは、2~3分あればできます。手と頭を使って個々のフォルムのプロポーション、構造、関係をとらえる訓練をすることで、決して忘れなくなるのです。

頭で分かっていても、描かなきゃ覚えられないんだよね。だから、今になってまた1から始めてる訳だ。ちなみに、2章以降は読んだけど、練習にはまだ役立てられない。先は長いね。

PCでお絵かきするようになった経緯

昔、絵を描こうと思い立ったが、描き方が分からない。そこで本屋に行って人物画の入門書を買ってきた。それを読んで練習してたんだけど、長くは続かなかった。

Macで挫折

それからしばらく経って、Macintoshの互換機を買ったんだが。Macと言えば芸術関係に定評のあるマシン。定番のグラフィックソフトとかも揃ってるし。そこで思った。「Macならオレも絵が描けるんじゃね?」 そこでタブレットを購入して、付属のソフトを使って描いてみたが。タブレットだと全然思うように線が引けねえ。そんな訳で、ほとんど使われずにお蔵入り。

Windowsで挫折

その後、MacからWindowsに乗り換えた。ある時ふと思った。「Macでタブレットがうまく使えなかったのは、スペックが低かったからじゃね?」 そこでまたタブレット(1台目はMac専用)を買ったんだけど。リアル事情で使用できないうちに、存在自体を忘れてしまった。

IllustStudio

最近になってIllustStudioというソフトの存在を知った。PCでイラストを描くことにある程度特化してるソフトで、比較的安価(5千円弱)。開発元のセルシスがWebで使い方の講座を公開してるので、イラストの描き方も学べる。そして、期間限定(現在は終了)で、IllustStudioを買ってユーザー登録すると、後継アプリのCLIP STUDIO PAINT PROダウンロード版が無料でもらえる。

旧製品買えば新製品もらえるんだ、と軽い気持ちで買って使ってみたら。今までのソフトよりは、スムーズに線が引けるようになった。PCのスペックが上がったのもあるが、最大の理由は「手ぶれ補正」の機能が付いてる事だと思う。

これならもう一度お絵かきしてみようかな、という気になったが。今までの経験で一つだけ理解した事がある。
「PC・タブレット・イラストソフトがあっても、絵が描けない人が描ける様になる訳ではない」

練習

そんな訳で、まずタブレットに慣れることから始めてみた。お手本となるCGをIllustStudioで開いて、その上に新規レイヤー追加して元絵をなぞる。俗に言うトレスという奴だ。補正機能があるとはいえ、トレスでも元絵と同じような線が引ける訳ではないが。それでも書いてるうちに、それなりの線が引けるようにはなった。

今ここ

元の絵を100満点とすると、自己採点で60点ぐらいの線が引けるようになったところで、お手本を模写する練習に切り替えることにした。時期的に年末だから、新年の目標とかにするのもちょうどいいかな。そう思ったので、ブログを開設した訳だが。アップした絵を見ると、自己嫌悪に陥るな。それが嫌なら上手くなれって事だと思って、練習の励みにするか。