今冬開始アニメのノブナガンってのを見てたんだけど、何か物足りなさを感じた。なんというか、木戸衣吹が突っ込みいれたらちょうど良くなりそうな。最後のクレジットが流れて、そう思えた理由に納得した。
「キャスティング協力 日本ナレーション演技研究所」
「声優って実際そんなにスキルいるんかえ？」と言ったのはホリエモンだけど。確かに、こういうアニメを見ると、スキルの必要性に疑問を抱きかねんな。他にも、ジブリアニメとかも演技ひどいじゃん。あー、両方とも日テレが絡んでんのか。
監督の趣味なのか、事務所や育成所が裏でかんでるのか分からんが。こういうアニメが放送されてると、、「これなら私でも声優になれるかも」と希望を持つ声優志望者が受講するかもしれないよな。そう考えると、「スキルが云々」や「棒」ってのは、的外れな批判かもしれない。
まあ、まじめに声優目指そうって人は、勝田声優学院の声優志望者Q&Aを読んどいた方がいいと思うけど。これ読んで無理だと思った人には、日ナレがあるよ。
のーこめんと。
下書き。
ちょっとごついか。
服を描く。
主線。なんか左足が短くなったような。
足のバランス悪いな。途中まではそこそこかけた様な気がしたけど。気がしただけだったよ。
下書き。
ポーズとか修正してるうちに、等身が低くなってしまった。
服を描いてみる。
主線。
体のパーツが左右で、同一人物と思えないな。もう少し、左右同じになるよう注意するか。
下書き。実はお手本が上半身のみだったので、下半身は想像。
線を減らして、服を描いてみる。
主線。スカート短くなった。
右腕と右肩あたりは、もう少しちゃんとしたいな。下半身は、やっぱり上半身のみにしとくんだったか。
昔、絵を描こうと思い立ったが、描き方が分からない。そこで本屋に行って人物画の入門書を買ってきた。それを読んで練習してたんだけど、長くは続かなかった。
それからしばらく経って、Macintoshの互換機を買ったんだが。Macと言えば芸術関係に定評のあるマシン。定番のグラフィックソフトとかも揃ってるし。そこで思った。「Macならオレも絵が描けるんじゃね？」 そこでタブレットを購入して、付属のソフトを使って描いてみたが。タブレットだと全然思うように線が引けねえ。そんな訳で、ほとんど使われずにお蔵入り。
その後、MacからWindowsに乗り換えた。ある時ふと思った。「Macでタブレットがうまく使えなかったのは、スペックが低かったからじゃね？」 そこでまたタブレット(1台目はMac専用)を買ったんだけど。リアル事情で使用できないうちに、存在自体を忘れてしまった。
最近になってIllustStudioというソフトの存在を知った。PCでイラストを描くことにある程度特化してるソフトで、比較的安価(5千円弱)。開発元のセルシスがWebで使い方の講座を公開してるので、イラストの描き方も学べる。そして、期間限定(現在は終了)で、IllustStudioを買ってユーザー登録すると、後継アプリのCLIP STUDIO PAINT PROダウンロード版が無料でもらえる。
旧製品買えば新製品もらえるんだ、と軽い気持ちで買って使ってみたら。今までのソフトよりは、スムーズに線が引けるようになった。PCのスペックが上がったのもあるが、最大の理由は「手ぶれ補正」の機能が付いてる事だと思う。
これならもう一度お絵かきしてみようかな、という気になったが。今までの経験で一つだけ理解した事がある。
「PC・タブレット・イラストソフトがあっても、絵が描けない人が描ける様になる訳ではない」
そんな訳で、まずタブレットに慣れることから始めてみた。お手本となるCGをIllustStudioで開いて、その上に新規レイヤー追加して元絵をなぞる。俗に言うトレスという奴だ。補正機能があるとはいえ、トレスでも元絵と同じような線が引ける訳ではないが。それでも書いてるうちに、それなりの線が引けるようにはなった。
元の絵を100満点とすると、自己採点で60点ぐらいの線が引けるようになったところで、お手本を模写する練習に切り替えることにした。時期的に年末だから、新年の目標とかにするのもちょうどいいかな。そう思ったので、ブログを開設した訳だが。アップした絵を見ると、自己嫌悪に陥るな。それが嫌なら上手くなれって事だと思って、練習の励みにするか。