PCでお絵かきするようになった経緯

昔、絵を描こうと思い立ったが、描き方が分からない。そこで本屋に行って人物画の入門書を買ってきた。それを読んで練習してたんだけど、長くは続かなかった。

Macで挫折

それからしばらく経って、Macintoshの互換機を買ったんだが。Macと言えば芸術関係に定評のあるマシン。定番のグラフィックソフトとかも揃ってるし。そこで思った。「Macならオレも絵が描けるんじゃね?」 そこでタブレットを購入して、付属のソフトを使って描いてみたが。タブレットだと全然思うように線が引けねえ。そんな訳で、ほとんど使われずにお蔵入り。

Windowsで挫折

その後、MacからWindowsに乗り換えた。ある時ふと思った。「Macでタブレットがうまく使えなかったのは、スペックが低かったからじゃね?」 そこでまたタブレット(1台目はMac専用)を買ったんだけど。リアル事情で使用できないうちに、存在自体を忘れてしまった。

IllustStudio

最近になってIllustStudioというソフトの存在を知った。PCでイラストを描くことにある程度特化してるソフトで、比較的安価(5千円弱)。開発元のセルシスがWebで使い方の講座を公開してるので、イラストの描き方も学べる。そして、期間限定(現在は終了)で、IllustStudioを買ってユーザー登録すると、後継アプリのCLIP STUDIO PAINT PROダウンロード版が無料でもらえる。

旧製品買えば新製品もらえるんだ、と軽い気持ちで買って使ってみたら。今までのソフトよりは、スムーズに線が引けるようになった。PCのスペックが上がったのもあるが、最大の理由は「手ぶれ補正」の機能が付いてる事だと思う。

これならもう一度お絵かきしてみようかな、という気になったが。今までの経験で一つだけ理解した事がある。
「PC・タブレット・イラストソフトがあっても、絵が描けない人が描ける様になる訳ではない」

練習

そんな訳で、まずタブレットに慣れることから始めてみた。お手本となるCGをIllustStudioで開いて、その上に新規レイヤー追加して元絵をなぞる。俗に言うトレスという奴だ。補正機能があるとはいえ、トレスでも元絵と同じような線が引ける訳ではないが。それでも書いてるうちに、それなりの線が引けるようにはなった。

今ここ

元の絵を100満点とすると、自己採点で60点ぐらいの線が引けるようになったところで、お手本を模写する練習に切り替えることにした。時期的に年末だから、新年の目標とかにするのもちょうどいいかな。そう思ったので、ブログを開設した訳だが。アップした絵を見ると、自己嫌悪に陥るな。それが嫌なら上手くなれって事だと思って、練習の励みにするか。